東京都防災ブック最新改訂版に音声コードが標準仕様になりました。

パラディスメンバーのすばらしい成果をご報告します。
東日本大震災後、防災の行動、知識をまとめたガイドブック。都度、新情報を加えて改訂されていきましたが、最新改訂版の都民への全戸配布が始まりました。わたくしの自宅ポストにも本日届きました。写真にあるように視覚障害がある方も音声で内容を読める音声コード(Uni-Voice)が標準仕様となりました。表紙から全ページの右下隅にある2次元コードを専用アプリで認識すると文面が表示され、読み上げられます。このコード自体が情報を持っているため、通信途絶状態でも使用できる高品質な情報システムです。すぐ横に切り欠きが設けられてコード位置を認識できます。このコードは視覚障害者の方だけでなく、サウンドブックのように聴くブックとして一般の方にも便利です。音量、速度など使い勝手もすばらしいものです。
また電子版、東京都防災アプリも用意されて様々な環境、ニーズでの利用にフレキシブルに応えられる今回の改定版。都民の方は全戸配布をお待ちください。未確認ですが、これまでですと東京都で勤務、就学しているともらえるはずです。コールセンター03-6690-2918へ問い合わせてみてはいかがでしょうか。
音声コードを開発運営する㈱Uni-Voice事業企画さんは能登半島地震でも活躍中。その内容はこちらでお知らせしております。